ユウジ: こんにちは。オーナーのユウジです。
ミヨコ: こんにちは。最近子犬を飼い始めたミヨコです。今日はよろしくお願いします。
ユウジ: 今日はどういったご相談ですか?
ミヨコ: 子犬のトイレトレーニングで悩んでいます。
ユウジ: 子犬のトイレトレーニングで悩んでる方は、かなり多いですね。最初はケージなど限られた場所でのトイレトレーニングをおすすめします。ケージの中で食事をさせ、そこでトイレを覚えさせます。食事後にすぐにケージを開けると、かなりの確率で粗相しますので、ケージ内でトイレを終えたのちにケージから出すようにしましょう。子犬の膀胱は食後約50分で満タンになりますので、個体差はありますが、大体そのあたりでトイレは終わるはずです。トイレを終わらせたのを確認した上でケージから出すようにします。
ミヨコ: ケージの外で遊ばせている時のトイレはどうしますか?
ユウジ: ケージの外のトイレトレーニングは、すぐにリビングなどの広い場所にするのではなく、サークルなどで限られた場所にするようにし、徐々に広くしていくことがおすすめです。外に設置したサークルの中にトイレシーツを何枚か敷きます。慣れてくると同じトイレシーツでトイレを終わらせられるようになりますので、慣れてきたら1枚ずつシーツを外すようにしてください。最終的に1枚のシーツでトイレを終わらせられるようになれば、そろそろサークルから出してリビングで遊ばせられるようになれるでしょう。
ミヨコ: サークルなしで、リビングで遊ばせる際の注意点を教えてください。
ユウジ: トイレの場所はあちこち動かさずに、なるべく同じ場所に設置しましょう。また、トイレをするタイミングやトイレをしたくなる時の仕草も覚えておきましょう。トイレへは、おやつなどで誘導して、上手にトイレができたらおやつをあげて褒めてあげましょう。失敗したとしても絶対に叱らないでください。叱られることでトイレ自体をしてはいけないと勘違いすることがあるからです。
ミヨコ: ありがとうございます。他にも注意することはありますか?
ユウジ: トイレを失敗した時はしっかり清掃し、ペット用の消臭剤を利用して匂いを消すことです。匂いが残っているとその匂いの場所でトイレしてしまうことがあるからです。しつけは根気よくいくども繰り返すことが必要です。なお、カーペットなどの場合、清掃したとしても匂いを取り切ることはできません。その意味で、フローリングなど染み込まない素材のものが大切です。フローリングの場合、滑って関節を痛める場合があるので、滑り止めのワックスなどを使用しましょう。
ミヨコ: 今日はありがとうございます。根気よく頑張ってみます。